繁盛する病院の理由

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地方医師の決断

私の知り合いに、山間部の地方で開業している医師がいます。 その医師は、もともとは、その地方の村立診療所に勤める勤務医でした。医師は、優れた人格者でかつ患者思いのため、かかりつけの患者さんからはとても信頼され、親しまれていました。しかし、その村立診療所は、町村合併になった時に、合理化の一言で閉鎖することが決まったのです。その診療所が閉鎖されれば、そこのかかりつけの患者さんは、バスで1時間ゆられ、となり町までいかなくてはいけません。患者思いのその医師は、その閉鎖予定の診療所を買い取り、自ら開業することを決断したのです。 その医師が診療所を買い取ってから、はや5年。山間部の地方であるため、経営が大変なことは変わりないようですが、その医師は、患者さんの笑顔を見るたびに、自分自身の選択に間違いはなかったと感じているようです。この村では医療事務の資格を取って診療所で働こうとする方も多いようです。 今や、山間部の地方は、医師不足に悩まされるところが多くなっています。それは、もともと医師が不足していることに加え、さらに好条件の都市部に医師が集中する傾向があるからです。 そんな中で、この地方医師の決断は、考えさせられるものがあります。この地方医師は、お金ではなく、患者さんと築いてきたつながり、信頼関係の継続を優先して考えたのです。自分自身は、医師ではありませんが、この医師のように生きられたらなぁ~と感じます。